2008年10月16日

国民カミングアウトDAY(アメリカ)

国民カミングアウトDAY

アメリカで10月11日は「国民カミングアウトデー」で、「レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)だって公言しちゃおうよ!」なる日。
米国以外でもスイスやカナダ、オランダ、ドイツでも同様にこの日を「表明日」としていて、英国は一日ずれて12日に設定されている。

何でこんな日が必要か? と言うと、一般大衆にLGBTという認識を広めるため、というのが目的らしい。同時に多数の場所でディスカッションなどを催し、世の中への理解を求めている。

シカゴでは、レインボー旗を車につけたお兄ちゃんたちや、ハーレーに乗った沢山のお姉ちゃんたちを見かけることになったが、同性愛の高校生や若者たちにとって、米国とはいえ、まだまだ厳しいものがあるのかもしれない。

というのは、シカゴLGBT公立高校が2010年に設立予定されている。
この学校の焦点は「イジメ」からの安全な避難場所を提供することで、同性愛者、両性愛者、トランスジェンダーに優しい高校というもの。
彼等のほとんどが落第や退学をしてしまうか、うつ症状に悩んでいるのが現状のようで、ストレートの高校生と比べると3倍もの自殺未遂経験者がいるらしく、それが改善されるという期待も支持者からはあるようだ。

実際、同様の学校がニューヨークやミルウォーキーにあるが、生徒たちはとてもイキイキしているように見える。LGBTということで毎日ハラスメントや身体暴力を含むプレッシャーに直面していた以前の学校とは違い、安全な場所で教育を受け、卒業証書を手にできる。彼等自身の人生とも向き合えるチャンスを与えてくれる場所でもあるという。

「隔離されるのはどうか?」というような反対意見もあるのは確かだ。
全ての子供たちがあらゆる学校で安全であるべきはず。イジメはいつの時代でも、同性愛者に限らず、どこの学校でもあるので、隔離せずに対処の仕方や、イジメ教育の方に力を入れてほしいという考えもある。

日本だとイジメのターゲットがはっきりしないので、専門の特別校なんて到底無理な話だと思うが、このカミングアウトデーの方はどうだろうか? 日本社会での受け入れ態勢はできているだろうか? (アメリカは州、市、地域によって学区があり、制度に違いもあると思うが、幼稚園年長〜高校までは公立学校は基本的に入学金や授業料などもなく無料[国民・住民の税金で賄っている]で通学できる)
(シカゴ/あらた)

写真=シカゴではためいていたレインボー旗

2008/10/15 ExciteBit
posted by てつ at 22:42| 富山 ☁ | TrackBack(0) | LGニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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