2010年09月02日

カストロ前議長、60年代の同性愛者迫害で「責任はわたしに」

カストロ前議長 同性愛者が迫害されていた事実認める
2010年9月1日 CNN.co.jp

ハバナ(CNN) キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長がメキシコのラ・ホルナダ紙とのインタビューの中で、かつて革命政権下で同性愛者が迫害されていた事実を認めた。

インタビュー記事は8月31日付の同紙に掲載された。インタビューはカストロ前議長の自宅で5時間にわたり行われ、30日には前半の内容が同紙に掲載されていた。

カストロ前議長は革命軍が権力を掌握した1959年から2006年まで政権の座にあった。

1960〜70年代のキューバでは、同性愛者であることを公表していた男性は罪状も裁判もないまま強制労働収容所に送られていた。

これについてカストロ前議長は、重大な不公平だったと認め、「誰かに責任があるとすれば、それは私だ」と述べた。「生きるか死ぬかというようなひどい問題が山積していたため、(同性愛者への処遇に)十分な注意を払っていなかった」とも語った。

キューバでは1979年以降、同性愛者としての行為は犯罪とは見なされなくなった。最近では、同性カップルの同居を法的に認めようとの動きもある。

インタビューの話題は、50年にわたる米国の対キューバ禁輸措置にも及んだ。カストロ前議長は「最大の問題は常に薬剤と食料だったが、状況は今も同じだ」と言う一方で、禁輸措置が国家の創造力を高めることにつながったとも指摘。「戦いを強いられたことで、われわれは禁輸措置がなかった場合に比べて多大な努力をするようになった」と話した。

米国は、カストロ政権による私有地の没収や民間企業の国営化、米国製品への重税に対抗し、1961年に同国に対して禁輸措置をとった。

カストロ前議長、60年代の同性愛者迫害で「責任はわたしに」
2010年9月1日 ロイター

 [ハバナ 31日 ロイター] キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長(84)が、31日付のメキシコ紙ホルナダでのインタビューで、1960年代に同国政府が進めた同性愛者への迫害政策について、「ひどい不正だった」と自らの責任を認めた。

 キューバでは1960年代、同性愛者が「反革命的」とみなされて強制労働キャンプに送られるなどし、1979年に同性愛が法的に認められるまで当局による差別が続いた。

 カストロ氏は、こうした政策が「ひどい不正だった」と発言。自身は同性愛者に対する偏見はないとしながらも、「責めを問われるとすれば、それはわたしだ」と責任を認めた。

 一方で、1962年10月に起きたキューバ危機など、「生死にかかわる問題が当時は山積していた」と、問題に対処できなかった理由を説明した。

 キューバでは同性愛者を取り巻く状況が大きく変化し、今では性転換手術も無料で受けることができる。


posted by てつ at 19:00| 富山 ☁ | TrackBack(0) | GIDニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。