2010年12月22日

性別変更後に結婚した夫の子、嫡出子認定を拒否 無戸籍の子は2人目



性別変更後に結婚した夫の子、嫡出子認定を拒否 無戸籍の子は2人目
2010年12月16日 MSN産経ニュース

 性同一性障害で女性から男性に性別変更した関東地方の夫が、妻との間で第三者の精子を使う非配偶者間人工授精(AID)によりもうけた子について、嫡出子として出生届を役所に提出し、受理されなかったことが16日、男性への取材で分かった。同じケースで出生届が受理されなかった夫婦らと同日、法務省を訪れ、嫡出子として認定するよう要請した。

 法務省はこうした夫婦と子について、遺伝的な父子関係がないのは明らかとして嫡出子と認めていない。男性は嫡出子と認めるよう求め、子は生後1カ月で無戸籍の状態。同じケースで子の無戸籍が明らかになったのは、男性に性別変更した大阪府東大阪市の会社員、前田良さん(28)の子に続いて2人目。

 法務省などによると、ほかに11組の夫婦が出生届を提出。非嫡出子として届け受理されたとみられる。

性同一性障害無戸籍児問題 「集団提訴も検討」
2010年12月16日 神戸新聞

性同一性障害者が第三者の精子による人工授精でもうけた子を無戸籍とされている問題で、当事者の会社員前田良さん(28)=大阪府東大阪市=らが16日、法務省を訪れ、期限を決めて対応策を示すよう要請した。その後の会見では「同じ立場の人たちと相談し、裁判についても考えたい」と集団提訴を検討していることを明らかにした。

 同様のケースで生後1カ月の子が無戸籍となっている関東在住の男性、妻が妊娠中の神奈川県の夫婦とともに要望。同省から前向きな回答はなかったが、性同一性障害者が非配偶者間人工授精(AID)で子をもうけ、出生届を出したケースが少なくとも13例あることが明らかにされた。

 前田さんは特例法に基づいて戸籍上の性別を女性から男性に変更し、結婚。昨年11月に男児が生まれたが、出身地の宍粟市役所は法務省の指導で嫡出子と認めず、男児の無戸籍状態が1年以上続いている。夫が生来の男性の場合は、AIDで生まれた子も嫡出子として出生届が受理されており、前田さんらは「性同一性障害だけを差別している」と法務省などに改善を求めてきた。

 関東在住の男性は「当たり前のことを望んでいるだけ。普通の夫婦のAIDと対応が違うのは矛盾している」と訴えた。

(磯辺康子)
写真=性同一性障害者の子どもへの国の対応を「明らかな差別」と訴える夫婦ら(手前背中)=東京・永田町、衆院第2議員会館
posted by てつ at 13:30| 富山 ☔ | TrackBack(0) | GIDニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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