2007年05月16日

埼玉医大SRS一時中止

埼玉医科大、教授の定年で性転換手術を一時的に中止

 「性同一性障害」の治療の一環として、多くの性転換(性別適合)
手術を実施してきた埼玉医科大(埼玉県毛呂山町)が、担当教授の
定年退職により、執刀医師がそろわないなどとして手術を一時的に
中止していたことが14日、わかった。

 10月までに手術する予定だった33人の患者には手紙でキャン
セルを伝えたという。

 同医科大は1998年、男性への性転換を望む女性に、正式な
医療行為としては国内初の性転換手術を実施。その後、300人
を超える人に乳房切除や性器形成などの手術を行っている。

 同医科大では、性転換手術を担当していた原科(はらしな)
孝雄医師(形成外科教授)が今年3月末で定年。技術を受け継ぐ
スタッフが十分ではなく、チーム医療態勢が取れないことなどを
理由に、4月末で手術を中止した。
2007/5/14 読売新聞

埼玉医大が性転換手術中止 担当教授定年、30人キャンセル

 心と体の性が一致しない性同一性障害の治療に積極的な埼玉医大
が、担当教授の定年退職などで態勢が取れないとして、性転換手術
(性別適合手術)を今月から中止したことが13日分かった。
手術は最終的な治療手段とされているが、10月までに予定して
いた少なくとも30人の患者はキャンセルとなった。埼玉医大は
98年に、正当な医療としての性転換手術を国内で初めて実施する
など草分け的存在。
2007/5/13 共同通信

性転換手術、中核病院が中止 埼玉医大、担当医定年で

 心と体の性が一致しないことで苦しむ性同一性障害(GID)の
治療の中核を担ってきた埼玉医科大学が5月から性転換手術(性別
適合手術)の実施を中止したことが明らかになった。形成外科の
教授の退職で手術の態勢がとれなくなったという。この手術は
患者が戸籍上の性別を変える場合に必要とされる。GIDはようやく
社会的に認知されてきたが、約1万人といわれる患者の治療の最終
手段が断たれる懸念が出ている。

 埼玉医大は98年、国内で初めて公的に性別適合手術を実施。
形成外科教授だった原科(はらしな)孝雄医師によると、現在まで
に延べ357人が手術を受けた。6割は乳房切除術だが、技術的に
難しく、国内では前例がなかった男性器形成手術を21例実施して
いる。

 山内俊雄学長によると、3月に定年を迎えた原科医師が4月末で
退職し、執刀医らによるチーム医療態勢がとれなくなった。手術に
は熟練した医師が複数必要で、スタッフに経験を積ませてきたが、
中心メンバーが体調を崩すなど継承できなかったという。

 形成外科は5月から10月までに手術予定だった60人弱に手紙
などでキャンセルを伝えた。山内学長は「大学として性同一性障害
の治療を続ける方針は変わっておらず、なるべく早く再開したい」
と話す。

 GID治療は精神科、婦人科、泌尿器科など各科にまたがる。
心の性と異なる性器を傷つけるなど深刻なケースもあるが、最終
段階にあたる性別適合手術の受け皿は広がっていない。3年前から
患者は家裁に申し立てて戸籍の性別を変更することが可能になった
が、性別適合手術を受けていることなどが条件になっている。

 埼玉医大以外にも岡山大、関西医大などで実施されたが、件数は
限られる。特に女性から男性にする場合には高度な技術と経験が
必要で、病院挙げての態勢が必要なためだ。「形成医の間で理解が
浸透しておらず、やろうという医師はまれなのが現実」と原科医師
は話す。一般病院で治療を続けられないか探っているが、手術の
リスク、医療保険の対象外なことなどでためらう病院が多いという。

 渡航して手術する人もいるが、安全性や手術後の継続的な治療の
面で懸念がある。

 埼玉医大ですでに手術を受けた敦賀ひろきさん(39)は「あえ
て公に認められたプロセスで治療を進めてきた患者の立場を考えて
ほしい」と言う。手術後も機能的な問題が残り、再手術が必要な人
も少なくないと指摘している。
2007/5/13 朝日新聞
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民主、同性愛公表の尾辻氏公認へ

民主、同性愛公表の尾辻氏公認へ

民主党は、夏の参院選比例区で、レズビアン(女性同性愛者)で
あることを公表した元大阪府議の尾辻かな子氏(32)を公認する
方針を固めた。15日の党常任幹事会で決定する見通し。

 尾辻氏は03年4月、大阪府議に初当選。在任中の05年8月に
自らの著書の中でレズビアンであることを公表。今年4月の府議選
には立候補せず、参院選に立候補する意向を示していた。

 尾辻氏は「性的マイノリティー(少数者)の声を国政の場に届け
なければ、と立候補を決意した」と話している。民主党幹部は
14日、「マイノリティーの方々にも光を浴びせようと(公認を)
決めた」と述べた。
2007/5/15 朝日新聞
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2007年05月28日

「t.A.T.u」、同性愛者のパレードに参加

「t.A.T.u」、同性愛者のパレードに参加

ロシアの音楽グループ「t.A.T.u」のユーリャ・ヴォルコ
ヴァとレナ・カーチナが27日、ロシア中心部で行われた同性愛
者の権利を求めるパレードに参加した。
 ロシアの警察当局は、パレードに参加した同性愛の活動家らを
拘束する一方、愛国主義者らは「同性愛者らに死を」などと叫び、
活動家らに殴る、けるの暴行を働いた。
2007/5/28 ロイター通信
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2007年06月05日

最近のニュース

☆下記の記事に対してアクション協力への呼びかけがあります。
ゲイジャパンニュースより

IGLHRCによるアクションの呼びかけにご協力を!
http://gayjapannews.com/info/20070603IGLHRC.htm

 先月、パキスタン警察当局に拘束されたトランスセクシュアル
男性とその妻について、インターナショナル・ゲイ・アンド・
レズビアン・ヒューマン・ライツ・コミッション(IGLHRC)が
アクションの呼びかけを行っています。
(IGLHRC ACTION ALERT:
PAKISTAN: TRANSGENDERED HUSBAND AND
HIS WIFE SEPARATED AND IMPROSONED)


アクションに関する詳細は以下のとおりです。

アクションのきっかけとなった事件の概要

先月、トランスセクシュアル男性シュメール・ラージさんと、
シャージナ・タリクさんは、タリクさんの身内による暴力
からの保護を目的に結婚した。
ラージさんは女性として生まれ、16年前に性別適合手術を受け、
現在は男性として生活している。

ラージさんとタリクさんは、タリクさんの保護を求めて裁判所に
相談したが、先月初め、パキスタンの高等裁判所は、ラージさん
の性別について虚偽の申告が行われた疑いで2人に対し逮捕令状
を出した。

ラージさんは、性別適合手術により子宮と胸を除去しており、
男性として生活しているものの、裁判所は、ラージさんが女性
であると判断し、2人の結婚が、パキスタンの法律では禁じら
れている同性婚にあたると指摘。

ラージさんとタリクさんは、1万ルピー(およそ3万円相当、
6月2日現在)の罰金と、3年の禁固刑を命じられ、現在それ
ぞれ別の女性刑務所に収監されている。(関連記事)

IGLHRCが呼びかけているアクション

IGLHRCは、タリクさんとラージさんをサポートするため、
パキスタンにある関連人権団体と連絡をとり合っています。
また、タリクさんとラージさんの逮捕を不当として、
2人の無罪を、パキスタン最高裁に訴えるため、パキスタン
にいる2人の弁護士とも連絡をとり合っています。

<アクション>

タリクさん(Ms. Tariq)とラージさん(Mr. Raj)を精神面
からサポートするため、あなたの支援の声をメールで届けて
下さい。
メールは、刑務所にいる2人とコンタクトをとっている、
パキスタン北部の都市ラホールのASRリソース・センター
代表ニガット・サイード・カーン(Nighat Saeed Khan)さん
にお送り下さい。
ニガット・サイード・カーンさんのメールアドレスは、
nskhan46○yahoo.comです。
メールの件名は、ラージさんとタリクさんに
宛てたサポート・メッセージであることが分かるようにして
下さい。

※メールは英語でお送り下さい。以下の例文をご活用下さい
(コピー、ペーストしてお使い頂いても構いません)。

また、お送り頂くメールは、IGLHRCのアジア太平洋諸島調査
政策担当グレイス・プーア(Grace Poore)さんへも
CcまたはBccなどでお送り下さい。
(グレイス・プーアさんのメールアドレスgpoore○iglhrc.org)

パキスタン国外からの応援メールはとても重要です。
ラージさん、タリクさんが裁判で勝利するために、大きな精神的
サポートとなります。

<応援メールの例文>

件名:Support for Ms. Tariq and Mr. Raji

本文:

Dear Ms. Tariq and Mr. Raji

Hello. I’ve come to know what happened to you two.
I’m really sorry to hear it.

I’d like to send you my letter of support because
I believe you two are not guilty at all. Please keep
in mind that my heart of support is there with you.

I hope and believe that the Supreme Court will
find you not guilty and you will be released soon.

Sincerely yours,

(あなたのお名前)

(国名(Japan))

IGLHRCについて

IGLHRCは、性的指向や性表現、性自認やHIVの有無に基づく差別
や虐待の対象となっている個人や集団について、すべての人びと
が完全に人権を享受できるよう、活動を行っている国際人権団体
です。

IGLHRCウェブサイト(英語、スペイン語)
http://www.iglhrc.org/site/iglhrc/



夫は「女」 同性婚カップルに禁固3年 パキスタン

 【バンコク=岩田智雄】パキスタン東部ラホールの高等裁判所
は28日、女性同士の同性婚カップルに、法廷で夫の性を偽った
として偽証罪で禁固3年と罰金1万ルピー(約2万円)の支払い
を命じた。パキスタンでは、同性愛がタブー視されており、
カップルの裁判は論議を呼んでいる。

 現地からの報道によると、夫のシュマイル・ラジさん(31)は、
いとこのシャジナ・タリクさん(26)と昨年9月に結婚した。
しかし、夫婦の親族から、ラジさんが女であるため、イスラム教に
反するとして結婚の無効を訴える裁判を起こされた。夫婦は夫は
男だと証言。タリクさんがおじの借金の代償に無理やり結婚させ
られそうになり、ラジさんはタリクさんを助けるため結婚したと
主張して、高裁に保護を訴えたが、高裁が検査したところ、
ラジさんが女であることが判明し、偽証容疑での逮捕となった。

 ラジさんは16年前に子宮などを取り除く手術を受けたといい。
現在はたくましいひげをたくわえている。裁判所は来月22日に、
結婚の無効の訴えに関する審問を再開する。
2007/5/29 産経新聞

パキスタンの夫婦、夫の「性別詐称」で禁固3年に

 [ラホール(パキスタン) 28日 ロイター]
 パキスタンの裁判所は28日、性転換手術によって男性になった
夫(31)とその妻(24)に対し、性別を偽った罪などで禁固
3年の判決を下した。

 この夫婦は昨年結婚したが、ラホール高裁が任命した医師団は、
夫が女性だった事実を確認した。

 裁判所は2人に対し、それぞれ禁固3年の刑を言い渡したほか、
罰金1万ルピー(約2万円)ずつを科した。結婚を無効とするか
どうかについては、来月に審問が行われるという。

 法律家によると、イスラム教徒が大多数を占めるパキスタン
では、性転換手術は違法。2人は今月に入り、高裁の命令で
逮捕されていた。

 夫は先週に新聞の取材に対し、妻は性転換の事実を知った上で
結婚に同意したと述べている。妻は別の男性と強制的に結婚させ
られるのを恐れていたのだという。

 夫は性転換手術をパキスタン国内で2回行ったとしており、
海外でもう1回受けたいと話している。
2007/5/29 ロイター通信

「同性婚」に禁固3年 性別偽証と、パキスタン

 【イスラマバード29日共同】パキスタン東部ラホールの高裁は
29日までに、性転換手術で女性から男性になった夫(31)と
その妻(26)に対し、性別を偽り結婚したなどとして、偽証罪で
それぞれ禁固3年を言い渡した。同国メディアが報じた。イスラム
教徒が97%を占めるパキスタンでは、同性愛はイスラムの教えに
反しタブーとされ、同性婚が公になったのは初めてという。
2007/5/29 共同通信

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結婚式:同性愛者の元大阪府議、女性パートナーと公園で

 元大阪府議で同性愛者の尾辻かな子さん(32)が来月3日
午後4時半、名古屋市中区栄4の池田公園で女性パートナーとの
結婚式をする。誰でも出席できるよう公園で式を挙げることにした
尾辻さんは「現在の日本では、同性をパートナーとする人々が公に
祝福されることなく隠れて暮らし、法的な保障もないことを多くの
人に知ってほしい」と話している。

 尾辻さんは現職の府議だった05年8月、全国の都道府県議で
唯一、同性愛者であることを公表。現在は講演活動などをして
おり、今夏の参院選で、民主党公認の比例代表候補者となって
いる。
2007/5/26 毎日新聞

民主、同性愛公表の尾辻氏公認へ

 民主党は、夏の参院選比例区で、レズビアン(女性同性愛者)
であることを公表した元大阪府議の尾辻かな子氏(32)を
公認する方針を固めた。15日の党常任幹事会で決定する見通し。

 尾辻氏は03年4月、大阪府議に初当選。在任中の05年8月
に自らの著書の中でレズビアンであることを公表。今年4月の府
議選には立候補せず、参院選に立候補する意向を示していた。

 尾辻氏は「性的マイノリティー(少数者)の声を国政の場に
届けなければ、と立候補を決意した」と話している。民主党
幹部は14日、「マイノリティーの方々にも光を浴びせようと
(公認を)決めた」と述べた。
2007/5/15 朝日新聞

参考:
尾辻かな子ホームページ
posted by てつ at 14:31| 富山 ☁ | TrackBack(0) | LGBT全般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

最近のニュース

性別変更求めた男性の抗告棄却 大阪高裁

 性同一性障害(GID)と診断された奈良県生駒市の派遣社員、
森村さやかさん(46)=通称=が、戸籍上の性別を男性から
女性へ変更するように求めた抗告について、大阪高裁が棄却した
ことが11日、分かった。森村さんは「結果は大変残念。最高裁
に特別抗告するかは至急検討する」と話している。

 性同一性障害者性別取り扱い特例法では、「子がいないこと」
を性別変更の要件に挙げている。森村さんには元妻との間に長女
がいるが、「妻との離婚後、親権も放棄し、子供と会っていない
ので親子関係に影響を及ぼさない」と主張していた。
2007年6月11日 産経新聞

性同一性障害:子もちは性別変更ダメ 
大阪高裁が抗告棄却


 性同一性障害(GID)と診断され戸籍上の性別を男性から
女性に変更するよう申し立てた奈良県生駒市、森村さやかさん
(46)=通称=の即時抗告について、大阪高裁(田中壮太裁判
長)は11日までに棄却する決定を出した。

 GID特例法は変更要件の一つに「子どもがいないこと」を挙
げているが、森村さんには離婚した女性との間に子どもが1人
いる。田中裁判長はこの要件について「立法過程で最も議論に
なったことを思えば、維持すべきか、廃止すべきかなど具体的
な議論が望まれる」と言及。04年7月に施行された特例法に
は付則で施行3年後の見直し規定があり、今後の議論に影響を
与えそうだ。

 決定書などによると、森村さんは昨年11月、奈良家裁に
性別変更を申し立てたが、家裁は今年3月、子どもがいること
を理由に却下。高裁も家裁の判断を支持した。

 GIDの当事者団体は「子どもがいない」という要件について、
憲法が定める法の下の平等などに違反しているとして削除を求めて
いる。森村さんは「高裁が要件見直しに言及したことは一定の成果。
国会に法改正を働きかけたい」と話した。【高瀬浩平】
2007年6月11日 毎日新聞
posted by てつ at 16:50| 富山 ☔ | TrackBack(0) | LGBT全般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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