2009年10月31日

憎悪犯罪を禁止する米連邦法、同性愛者らにも拡大

オバマ大統領が憎悪犯罪法案を承認 対象を同性愛者などに拡大
2009年10月29日 CNN.co.jp

ワシントン(CNN) オバマ米大統領は28日、憎悪犯罪の適用対象に同性愛者や性同一障害者への攻撃を加える条項を盛り込んだ6800億ドル(約62兆4300億円)の国防権限法案に署名した。

主要連邦法に同性愛者の権利保護が盛り込まれたのは初めて。1998年に同性愛を理由に殺害された白人マシュー・シェパードさんや黒人ジェームズ・バードさんの事件が、法整備の契機となった。ブッシュ前米大統領は拒否権発動を警告していたが、オバマ大統領は前政権の方針を転換した。

ホワイトハウスで開かれた署名式には、バイデン米副大統領やホルダー米司法長官、シェパードさんの母親ジュディさんらが立ち会った。オバマ大統領は席上で、故エドワード・ケネディ上院議員らが法整備に尽力したことを指摘した。

式典に続いて開かれた記念行事では、シェパードさんやバードさんの遺族らと登場したオバマ大統領が、「人権保護の新たな1歩」を実現した遺族らの努力に言及。大統領は喜びの涙を流す遺族らと抱き合い、出席者らの拍手喝さいを浴びた。

法案をめぐっては一部の宗教団体が、妊娠中絶や同性愛に反対する保守派の言論封じ込めに利用されるのではないかとして懸念を表明したが、ホルダー長官はこれを全面否定している。

写真=憎悪犯罪の適用対象拡大を盛り込んだ法案に署名したオバマ米大統領(中央)

オバマ米大統領:「偏見による犯罪」禁止法に署名 同性愛者にも拡大
2009年10月29日 毎日jp

 【ワシントン大治朋子】オバマ米大統領は28日、人種や宗教に関する偏見が理由の「ヘイト・クライム(憎悪による犯罪)」を禁じた連邦法の対象を同性愛者らにも拡大する法案に署名した。98年に起きた同性愛の男子学生殺害事件をきっかけに法整備を求める声が高まっていたが、ブッシュ前大統領は同性愛に批判的な保守系団体などに配慮。拒否権行使を示唆し、反対していた。

 憎悪犯罪を禁じる連邦法は1968年に成立。同法を所管する米司法省のホルダー長官は今年6月、「法案は(言葉ではなく)あくまでも暴力的行動を禁じるもの」と強調。上院司法委員会で、「米国ではここ10年、1時間に1件の割合で憎悪犯罪が起きている」と述べ、法案に批判的な共和党の理解を求めた。

 殺された男子学生は米ワイオミング州生まれの白人、マシュー・シェパードさん(当時21歳)。98年10月、白人男性2人に同性愛を理由に激しい暴行を受け、数日後に死亡した。母親のジュディさんは同法の成立について米メディアに、「長年の訴えがついにかなった」と語った。

同性愛者保護法が成立=「完全な国家へ一歩」−米大統領

2009年10月29日 時事ドットコム

【ワシントン時事】米国内で「憎悪犯罪」(ヘイトクライム)の適用対象に同性愛者への偏見に基づく犯罪を加える法律が28日、成立した。憎悪犯罪は、人種や宗教などを理由に危害を加えるもので、連邦犯罪として厳しく処罰される。
 オバマ大統領は、同性愛者保護を目的とした同法の成立を記念して開かれた式典で、「より完全な国家に向けた新たな一歩を踏み出した」と強調した。

憎悪犯罪を禁止する米連邦法、同性愛者らにも拡大
2009年10月29日 AFPBBNews

【10月29日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」を禁じた連邦法の対象を同性愛者らにも拡大する法案に署名した。オバマ大統領は、憎悪犯罪について、身体だけでなく「精神をも痛めつけるもの」だと非難し、今回の法案によって米国の人権が新たな一歩を踏み出したと称賛した。

 この法案は、人種やジェンダー、アイデンティティ、肌の色、性的指向、精神的・肉体的障害などを理由に危害を加える行為を禁止したもので、憎悪犯罪の被害者や被害者家族などが長年法案の成立を訴えてきた。

 民主党はこれまで法案成立を目指してきたが、共和党がこれを阻んでいた。保守派は法案は、宗教的信念に基づいて同性愛に反対している聖職者たちが不当に差別される恐れがあると主張していた。

 ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前政権もこの法案に反対していたが、今年前半に亡くなったエドワード・ケネディ(Edward Kennedy)上院議員が法案化を推し進めた。

 以前の憎悪犯罪禁止関連法は、人種や肌の色、宗教、国籍だけを対象としていたが、今回成立した法案には、性的指向やアイデンティティ、障害などが付け加えられた。

 オバマ大統領は、「米国では、愛する人と手をつないで道を歩くことを恐れる者はだれひとりとしているべきではない」と強調した。

 法案は、同性愛者であることやアフリカ系であることが理由で殺害された男性2人の名前にちなんで「The Matthew Shepard and James Byrd, Jr Hate Crimes Prevention Act(マシュー・シェパード、ジェームズ・バード・ジュニアヘイトクライム防止法)」と命名された。

 マシュー・シェパード(Matthew Shepard)さん(当時21)は1988年、同性愛者であることを理由に2人の男から暴行を受け死亡。ジェームズ・バード・ジュニア(James Byrd, Jr)さん(当時49)は1998年6月、テキサス(Texas)州で3人の男によってトラックの後部にくくりつけられ、引きずり回されたことで死亡した。

 エリック・ホルダー(Eric Holder)米司法長官によると、同長官が11年前に議会で同様の法案に賛成する証言を行って以来、米連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation、FBI)には約8万件の憎悪犯罪の報告が寄せられているという。(c)AFP

写真=米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)で、「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」を禁じた連邦法の対象を同性愛者らにも拡大する法案に署名した後、招待客に囲まれるバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領(2009年10月28日撮影)。(c)AFP/Saul LOEB

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2009年11月03日

国連総会議長、同性愛は「受け入れられない」

国連総会議長、同性愛は「受け入れられない」
2009年11月1日 ゲイジャパンニュース

国連総会のアリ・アブドゥサラム・トレキ議長(リビア)は、現在開かれている第64会期の初日となる9月15日、記者会見の中で、性愛について「受け入れられない」と発言した。

トレキ氏は、記者会見で、昨年12月に国連総会に提出された人権と性的指向・性自認に関する声明について質問され、「非常に敏感でやっかいな問題。イスラム教徒として、私はまったく支持しない。われわれの宗教、伝統では受け入れられないと考えている」と答えた。(関連記事

また、「大部分の国で受け入れられていない。ある種の民主主義だとして同性愛を認めている国もあるが、民主主義などではないと思う」と加えた。
昨年12月の声明をめぐっては、アラブ諸国やバチカン諸国が激しく抵抗。イスラム諸国会議機構は60カ国の賛同を得て、「反差別と平等の原則は認めるが、普遍的人権は特定の集団の権利に焦点を当てようとするものではない」との声明を公表した。(翻訳・編集 ゲイジャパンニューススタッフ)
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2009年11月28日

最近のLGニュース(海外)

アルゼンチンの男性カップル、中南米初の同性婚夫婦に
2009年11月27日 AFPBBNews

【11月27日 AFP】アルゼンチン・ブエノスアイレス(Buenos Aires)で26日、中南米で初の同性婚者となるアレハンドロ・フレイレ(Alejandro Freyre)さん(39)が、次週の挙式を前に記者会見を開き、多くの同性愛者カップルが後に続くだろうと話した。

 フレイレさんとパートナーのホセ・マリア・ディ・ベロ(Jose Maria Di Bello)さん(41)は以前、結婚を申請したが、男性同士であることを理由に許可されなかった。2人が異議を申し立てた結果、アルゼンチンの裁判所は11月初め、2人の結婚を認める判断を下した。

 フレイレさんとディ・ベロさんのは翌月1日に結婚式を挙げるが、これを機に、今後数か月の間に各主要都市で、同性婚の許可を求める運動が展開されるという。

 ブエノスアイレス市政府は2002年、中南米の自治体では初めて、異性間夫婦が有する権利の一部を同性愛カップルに認めている。(c)AFP


同性愛や宗教への偏見強まる 米国の憎悪犯罪
2009年11月24日 MSN産経ニュース

 米国で昨年1年間に発生したとして連邦捜査局(FBI)に報告された特定の人種や宗教などへの偏見による憎悪犯罪(ヘイトクライム)は計7783件で、前年と比べて同性愛や宗教への偏見による犯罪が増加したことが23日、FBIが公開した統計資料で分かった。

 2007年に報告されたのは計7624件で、全体では約2%増加。FBIはヘイトクライムの要因を人種、性的嗜好(しこう)、宗教、民族などに分類しており、同性愛者などへの偏見による犯罪が約11%、宗教への偏見による犯罪が約9%それぞれ増えた一方で、人種と民族への偏見による犯罪はともに減少していた。

 米上院本会議は10月、これまで人種や宗教に関する偏見に限られていたヘイトクライムの適用対象に、同性愛者への偏見に基づく犯罪を加える条項を盛り込んだ法案を賛成多数で可決している。(共同)
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「同性愛サイト利用者は正直者」詐欺容疑者が供述

「同性愛サイト利用者は正直者」詐欺容疑者が供述
2009年11月27日 YOMIURI ONLINE

携帯電話の同性愛サイトで出会った男性から約320万円を詐取したとして、兵庫県警生田署は26日、岡山県総社市、無職小阪雅史被告(22)(詐欺罪で起訴)を詐欺容疑で再逮捕した。

 小阪被告の口座には、ほかにも同じサイトで知り合った男性24人から計約1900万円の入金があり、同署は余罪を追及。小阪被告は「このサイトを利用する男性は正直な人ばかりだった」と供述しているという。

 発表では、小阪被告は8〜10月に10回、三重県内の会社員男性(33)に「母に借金がある」「母が死んだ。病院代が未払い」とうそを言い、70万〜3000円を振り込ませ、だまし取った疑い。愛知県警の警官を名乗って信用させたとされる。

 10月、大阪府警の警官をかたり、同様に別の会社員男性(26)から約40万円を詐取したとして逮捕された。
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2009年12月03日

中国の雲南省、当局が「ゲイバー」をオープン

中国の雲南省、当局が「ゲイバー」をオープン
2009年12月2日 ロイター

[北京 30日 ロイター] 中国・雲南省の大理で、地元衛生当局が資金を出した「ゲイバー」がオープンした。中国では、HIV新規感染の約3分の1が同性間の性交渉による感染と言われており、大理は中国国内でエイズ感染率が最も高い地域の一つ。同ゲイバーはエイズ対策の一環だという。

 週末にかけてこのゲイバーに関する記事を掲載した新京報は、30日付の社説で読者から寄せられた意見を紹介。「読者の中には税金の無駄遣いや、間接的な同性愛支持と考える人もいる。彼らは、同性愛コミュニティーに働き掛ける別の方法があるなら、バーを開く必要はないと考えている」と報じた。

 ゲイバーを立ち上げたZhang Jianbo氏は、同性愛男性が公に集まれる場所になることを目指している。新聞のインタビューで同氏は、交友の場だけでなく、性教育や無料のコンドームも提供すると語っている。

男性同性愛者の酒場「同志」、注目過剰で開業延期―中国・大理
2009年12月1日 Searchina

 1日付中国新聞社電によると、中国雲南省の大理市で、男性同性愛者向け酒場「同志」の開業を延期した。同酒場は地元政府がHIV(エイズ・ウイルス)感染予防の活動拠点になるとして支援しているが、注目が集まりすぎたことが原因で開業を延期した。

  当初は12月1日開業の予定だった。大理市はHIV感染者が多い地域で、県級市として全国10位内だ。同市衛生局の蒋安民副局長によると、以前はHIVの主たる感染経路が薬物乱用だったが、最近は男性間の同性愛行為による感染が32%に高まった。男性同性愛者の感染率は5.9%と、高い水準に達したという。

  同市政府は3年間の検討を経て、感染予防の活動拠点として、男性同性愛者を主な顧客にする飲食店の建設を決定。建設のため12万元(1日為替レートで約153万円)を投じることにした。建設場所の選定や準備活動では、ボランティア・スタッフが大きな役割を果たしたという。

  しかし、興味本位の報道なども相次ぎ、同酒場は好奇心にさらされるようになった。そのため、ボランティア・スタッフも運びにくくなり、同性愛の男性客を集めるという当初目的も果たせないと予想されるため、開業を延期したという。

  蒋副局長は「奇妙なものを見るような視線を投げかけないでほしい。普通に接してもらえれば『同志』は開業できる」と訴えた。

  中国の男性同性愛者数は約1800万人。大理市には1500−2000人が在住しているとされる。(編集担当:如月隼人)
posted by てつ at 12:20| 富山 ☁ | TrackBack(0) | LGニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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